プログラムとは、コンピュータを動かす命令のことですが、そのプログラムを制作することをプログラミングといいます。(ちょっとニュアンスは違いますが、コーディングと呼ぶときもあります。)
プログラミングには、プログラミング言語という、人間とコンピューターの双方が理解できる言葉をつかいますが、そのプログラミング言語もたくさんの種類があって、それぞれ、向き不向きがあるので、初めてプログラミングに挑戦する人は、何からトライすればいいのかわからないことがあります。
そこで、何をお勧めするかというと、
実際、これを学べばOK!というプログラミング言語を一つ上げることは難しいのですが、少なくとも、これから始めるのであれば、まずはScratchを使ってみることをお勧めします。
https://scratch.mit.edu/
Scratch子どものプログラミング教育向けですが、大人でも十分やりごたえのあるものになっています。
プログラミング言語といっても、文章はほとんど入力することはなく、画面上でブロックを組み合わせるだけでつくれるので、初めて教わって1時間後には、なにか一つオリジナルのゲームが作れたりするほど、手軽でよくできています。
ただ、本格的なプログラミング言語とは、ほど遠いものなので、本格的に学ぶには、次のステップが必要ですが、プログラミングの基本である、
- 繰り返し制御
- 条件分岐
- 変数
- 関数(サブルーチン)
といった基本の基本を体感的に理解する点で、これに勝るものはないと思います。
また、スクラッチにはクローンという考え方があるのですが、このクローンに親しんでおけば、オブジェクト指向の概念を理解するきっかけになるのではと思います。
そんなこんなで、はじめてプログラミングに挑戦しやすい、プログラミング言語もいろいろありますが、Scratchが最適だと考えています。