プログラミングができたら、何ができるんですか?
なんて聞かれますが、一番わかり易いのがゲームですよね。
古くはインベーダーゲームに始まって、ファミコン、プレステ、Wii….
いまは、スマホゲームが全盛期でしょうか。
いずれにしても、夢中になる子供を持つ親にとって、悩みの種でもあります。
もちろん、三国志や戦国時代のゲームを通じて、歴史に興味をもつ子もいますので、ゲームも悪いことばかりではないのですが、なかなか親の願った通りにはならないのが子供ですよね。
ただ、ゲームを作る側になると、事情はちがってきます。
人を楽しませるための工夫も必要ですし、プログラミングの基礎ができていなければ、思い通りには作れないからです。
もちろん、ゲーム以外にも、スケジュールやメールを管理するスマホアプリもプログラミングで作りますし、職場の勤怠管理や、コンビニのレジもネットーワークで繋がれた巨大なシステムになっていて、それもプログラミングで作られてます。
一見コンピューターとは無縁そうな、身の回りにある機械の中にも、プログラミングはいたるところで必要とされています。
たとえば、自動車にはエンジンの制御のためにコンピューターが入っていて、そのためのプログラムが必要です。他にも、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、といまやコンピューターとプログラミングが無縁な機械は殆ど無いと言っていいくらい、広がっています。
というように、さまざまな用途で必要とされているプログラミングですが、それぞれの分野で、それぞれ違ったプログラミング技術を必要とします。
なので、今、将来を見据えて、本格的なプログラミングを学ぶ、ということよりも、まずは本人が興味を持つものを作るプログラミングを学ぶことが一番です。
つまり、面白い、楽しいと思えるものに取り組む環境を作ってあげることが、プログラミングを身につける上で、とても大切なことだということです。
ゲーム・プログラミング
ロボット・プログラミング
は、まさに、楽しみながら学べる、いい「お題」です。