プログラミングを学んで得られること

社会に出て働くようになると、さまざまな課題に出くわします。

たとえば、「急ぎの仕事だから今日中に済ませといて!」という指示を受けた時。

単純に考えると、とにかく急がなきゃ!と必死に頑張るのですが、
プログラミング思考が身についた人だと、どうすれば短時間でこの仕事を終えられるか?と無意識に考えます。

実は、プログラマーの世界では、なるべく簡潔で短いプログラムが作れる人が優秀と言われています。
それだけに、プログラマーはものぐさな人間が向いている、などという人もいます。

めんどうなことはなるべくしたくないから、簡素で短いプログラムを作ろうとするのだと。

必ずしもそうとは思えませんが、確かに同じプログラムを何度も書くことは非常に嫌う傾向があります。
似たようなプログラムがたくさん並ぶと、見た目が煩雑になってあとから見た時にわかりにくくなるからです。

課題への対処

さらに、仕事が難しい課題に直面した時の対策も、プログラミング思考だと違ったアプローチを取ろうとします。

もし、プログラムがうまく動かず、どう考えても現状では解決できない問題が発生したとします。

その場合、そのプログラムの一部を修正すれば解決する場合もあれば、
まったく新しいプログラムを作りなおしたほうがいい場合もあります。

まったく新しいプログラムを作るときは、頭の中を一旦白紙にして、改めて考えなおすということもします。

単純に時間をかけて頑張ることも大切ですが、
どうにか工夫して、課題を解決することを頑張る、という能力も大切です。

プログラミングにかぎらず、社会でも役立つ能力ではないでしょうか?