今、メディアでも注目されているプログラミング教育。
プログラミングは、コンピューターを動かすために必要な高度な知識で、これからのIT社会に欠かせないスキルです。
プログラミングのスキルを身につけることで、たとえば、英会話を身につけるのと同じように、子どもたちが将来社会で活躍できる幅を広げることに大きく役立ちます。それは、単純にプログラマーという職業にかぎらず、今後大きく発展していくIT社会で生きていく子どもたちにとって、知らないでは済まされない知識にもなるのです。
また、プログラミングを学ぶことで、論理的思考力や、問題解決能力といった、社会で求められている自分で考えて行動する力を、楽しみながら、学び、考え、作り、そして遊びながら身につけることができます。プログラミング教育は、将来必要なスキルと、社会で求められる自分で考えて行動できる力を育てることができる、優れた知育教育です。
小学校で2020年からプログラミング教育が必修化
2020年度から日本でも、小学校の学習でプログラミング教育が実施されました。
ますます発展していくIT社会への対応力はもちろんのこと、物事を順序立てて考え、問題を解決する能力を育てることが重要視されています。
与えられたことを、ただ効率的に達成するだけでなく、試行錯誤しながら新たな価値を生み出していく力を養うことが、プログラミング教育で、この力は社会へ出て必要とされる重要なものです。
感性を豊かに働かせながら、社会や生活、自分の人生をよりよいものにするにはどうしたらいいのかを、自ら考え出すことができる人を育てます。場面や状況を理解して、多様な他者と関りながら、自分の考えをまとめたり、相手にふさわしい表現を考えたりできることが、プログラミング教育を受けた子どもたちの強みとなるのです。
様々な技術は常に進化・発展します。プログラミング教育とは、「知識・技能」と、それらをどう使うか考える「思考力・判断力・表現力」、さらには社会・世界と関わり、よりよい人生を送るのかという「学びに向かう力や人間性」を育成する人間力教育です。